2015年08月20日

石垣ウォータージェット事業開始

2015年8月より株式会社石垣のウォータージェット事業部をミズノマリンが引き継ぐことになった。
20年近くにわたり同社が開発、販売しつづけた事業は日本のマリン業界で多大な影響力がある。
レジャーボートのみならず海上保安庁、防衛相、漁業取締船等の国家や環境を守る船への搭載が数百機あり
今後30年は稼働し続ける。
これら推進装置のアフターマーケットをサポートする責務は重大で身が引き締まる思いである。

船舶は多くの舶用機器で構成されるが、弊社はエンジンと推進装置を担当する。
故障するとその瞬間から航行が不能となる最も重要な役割を担っている。

事業継承にあたり一年以上の準備期間があった。
まずは技術の継承だ。
他社Jetメーカーでは10年以上の整備経験があるが、石垣には石垣にしかない技術とノウハウがある。

IMG_0900.JPG

石垣社での技術講習やドック作業でのOJTを繰り返しノウハウを学ぶ。
ご教示いただいたノウハウをミズノマリン社内に伝える。

IMG_0898.JPG

パーツの供給も重要な役割だ。
エンジンとは違い構成部品は少ないとないえ機種が豊富で個々に仕様が異なる。
極端に言えば1台ごとに別のパーツリストが存在するカスタマイズ品なのだ。
大変な仕事だからやりがいがあるとパーツ部マネージャーは苦笑いをする。
パーツの製造、調達が早くもスタートした。

今後、石垣Jetとしての新たな完成品を供給することはない。
しかし石垣ライセンスのJetは健在である。
フィンランドのalamarin−jet社がライセンス契約のもと一部の機種からせでに販売を開始した。
日本人が設計した舶用製品をヨーロッパで製造するビジネスモデルに世界がどのような反応を示すのか
目下興味深く状況を伺っている。

DSC_0006_1.JPG

新たな責務を担い今日も元気に頑張っています。





posted by mizunomarine_gm at 11:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月25日

大阪市立大学 大学院で講演

大阪市立大学の近勝彦教授とご縁があり同修士課程で講演の依頼をいただいた。
大阪市地域創造ファンド助成事業の最終審査プレゼンテーションで審査委員長を担当されたのが近教授で、プレゼン内容が同校の趣旨にあったのがご依頼の理由だ。

大阪市立大学創造都市研究科修士課程は関西都市圏の活性化を目指し高度なプロフェッショナルの養成と問題解決型「知の創造」に取り組んでいる学科である。
講演テーマは「マリンビジネスの新しい事業開発」ではあったが、創造都市研究科の中核科目である起業と経営理念も盛り込んだ100分を担当させていただいた。

経済白書のデーターによると新しく創業した会社は1年以内に25%が倒産、3年後の生存率が50%、10年スパンでは何と75%が廃業を余儀なくされている。
倒産理由を「資金」、「人脈」、「時代の流れ」 から分析し、企業が繁栄するにはの観点から実体験を交えたお話しをさせていただいた。
職業がら高額商品であるクルーザーを所有されるオーナー様と長年に渡りお付き合いをさせていただいている。
短期間で船手放す方もあれば定期的にグレードの高い船に乗り換えるオーナーもおられる。
自社のビジネスを発展させ続ける経営者が後者のオーナー様で一定の法則があるようにお見受けする。

以前、食品メーカーの社長さんから興味深いお話しをいただいた。
「自社売り上げの30%は新商品で構成されている。新商品を開発し続けないと倒産の年月が逆算できる」 と。
どんな製品、サービスでも時代の流れがある以上、未来永劫はありえない。
今が旬のビジネスほど将来の危機に備える必要があると気づかなければならないのだ。

講演は以下のようにまとめてみた。
@ 自分好き人間は仕事に失敗がつきまとう。人好きに人間になれ。
A 人との出会い、交流を大切にする人であれ。
B 時代の流れを読める経営者になれ

ひょうんなご縁から今回の公演の機会をいただいた近教授に感謝を申し上げます。

1416555729689.jpg


posted by mizunomarine_gm at 12:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月12日

大阪地域創造ファンド事業認定!

東日本大震災以降、ミズノマリンでは長年培った救命艇整備のノウハウを技術を駆使した新規事業、
救命艇シェルターの開発を進めている。
近未来に発生が予測されている南海トラフ地震の被害想定を少しでも軽減させる事が事業の目的だ。
ただ “近未来” ほどあやふやな言葉はない。
今日かもしれないし10年先かもしれない。

締切のある事項に対して人は計画的に動くが、納期が漠然と近未来であれば、あとは情熱で進めるしかない。

IMG_6459.JPG

このたびミズノマリンの救命艇シェルター事業がおおさか地域創造ファンド豊能地域支援事業に採択されました。
大規模災害に対する備えが高く評価されたのです。

ボートショーでも出展した試作艇モデルを基に、本フェンド資金を活用して、さらなる強度と利便性を兼ね備えたモデル
を開発いたします。
2014年度に設計を完了し、2015年度にはニューモデルを完成させる計画です。
締切のない計画は口外しまくって自分を突き動かす手法です。

「わが社には救命艇シェルターがある」 水際で働く人々の守護神的な役割が理想です。
出来れば一生実用されたくない艇ではありますが、一日も早い完成を目指します。
地域創造ファンドの期待を裏切ることのないように。
posted by mizunomarine_gm at 18:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。